2021年5月2日

予備校講師歴33年、高校教員歴14年のK.H.先生(英語)へのインタビュー②

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ASIRスタッフのKomabouです。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「花冷え」とは、桜が咲く頃に寒さが戻ることを言いますが、今年は、桜が完全に散ってから、曇りや雨の日に寒さが戻ってくるように感じます。

かくいう私は、右下の親知らずの抜歯を無事に終えました。麻酔が効いていたので痛みは全くなく、治療中、気が付いたら「あとは、(歯ぐきを)縫うだけだから。意外と簡単に抜けた。」という歯科医師の声が聞こえてきました。

私は、右下の親知らずだけが斜め(ほとんど横向き)に生えていました。歯磨きがしづらいだけでなく、親知らずのせいで歯並びが悪くなって噛み合わせにも支障をきたしていたため、今までどこの歯医者に行っても「いずれ、この親知らずは抜いたほうがいい」と言われてきたものです。抜くのは遅くなりましたが、これからは、右下の歯並びや噛み合わせも改善されていくことを期待しています。

さて前置きが長くなりましたが、本日は、ユーモラスな人柄と楽しい授業が人気でありながら、丁寧かつ着実な指導で評判の高いアシリの英語の先生、K.H.先生へのインタビューへの続きをお届けします。

Q.受験生にメッセージをください。
答:悩みとか、大変だとか、そういうのがあるかもしれないけれど、それは合格してから悩んでください。勉強しているときには、悩みなどはないと思って、明るく進みましょう!

Q.マンツーマンならではの良さを出すために、普段から(生徒と接するにあたって/授業中に)心がけていることは何ですか?
答:生徒が問題を解けなかったとき、「なんで解けないんだ」と言ってしまっては、学校の先生と同じになってしまうので、マンツーマンの良さを活かすため、生徒が心を開いて、生徒が素直になれるような、本当の自分を出せるような雰囲気づくり。マンツーマンで(生徒が問題を解けなかったときに)カッコつける必要はないので、前向きに明るくなれるように言葉遣いを選び、話していく。


Q.教材の選び方で工夫している点を教えてください。
答:本当にその子に合うかどうかを決めるために、まず今の学力を見極め、3段階くらいで考え、今の学力より一段階簡単なところから固めるのかどうかを決める。
そして、今の学力に合う教材を選んだときは、難しすぎた場合に簡単な教材に戻る準備を常にしておく。

◇先生が教えてらっしゃる教科で、生徒が躓きやすい点(分野)は、どこですか。
答:長文読解

◇上記の分野で、どのように工夫して教えると、生徒は理解しますか。
答:中学生くらいだと精読を重ねていけばいいが、高校生になると英文が1ページくらい続くと手も足も出ないという子がいるため、文法・精読に加え、英文の構造や文章の構成を細かく確認していく。
そうやって、文章の構造が分かって処理することができるようになれば、埼玉医科大・東京医科大の問題に対処しやすい。


◇生徒がスランプのとき(先週やった内容や先々週やった内容をすぐ忘れてしまう、など)、躓(つまづ)いて先の分野に進めないとき、説明を繰り返しても理解が追いつかないときなど、どのような工夫をして対処し、生徒の学力を伸ばしていますか。
答:じっくり我慢して、忍耐強く繰り返し教えていくしかない。時間とともに定着していくのを待つしかない。
勉強が生活の「主」(主軸)でない子は、本人が浪人したときに「しっかりやらなきゃ」と決心してもらうか、本人がどこかで「勉強って楽しい」と気づくしかない。
その点は、どんなに言っても如何ともしがたい。早く気づいてくれることを待つしかない。

◇逆に、生徒が、その教科が得意教科だった時、あるいは生徒の得意な分野を扱っているとき、どのように工夫して生徒の学力をさらに伸ばしていくのか、教えてください。
答:リスニングが得意な子とか、読解が得意な子とか、色々いると思うけど、その生徒に合わせてレベルの高いことを教える。
得意なところはもっと得意になるように教え、その中で不得意な点が見つかれば基礎を補填していく。得意なところはさらに伸ばしていくように発展を補填し、苦手なところは基本に戻って補填していく、というのが王道。

この最後の質問に対しては、こんなお返事もいただけました。
「帰国子女は、しゃべれるが和訳ができないことが多い。リスニングとか英問英答はできるが、国立大の和訳・記述ができず、中堅大学にしか受からないこともある。だから、和訳を基礎から補填していく。」

「僕は、大学の英語入試問題には、変な言い方だけど、「日本語英語」と「英語英語」の2種類があると思っている。明治大・法政大・東洋大・駒沢大などは「日本語英語」(日本人が書いた英語を読めて、分かって、訳せるかを問う)なので、帰国子女の子は何を言っているか分からないからできない。それに対して、ミッション系の大学など、具体的には慶応大、立教大、明治学院大、青山学院大などは、外人の先生が必ず目を通している「英語英語」なんです。早稲田は、「日本語英語」だったが、今は「英語英語」にシフトした。」

K.H.先生は、マンツーマン指導のメリットを生かして、選んだ教材が生徒にとって難しすぎた時のために、一段階簡単な教材に戻る準備を常にしているそうです。
33年も続けてきた予備校講師の経験が生きていますね。

K.H.先生はまた、次のようにも言っていました。
「高校生で、夜ずっとパソコンなんかでゲームして、勉強が生活の主軸でない子には、何を言ってもムダなんですよ。若いころは、もっと真剣に勉強しなきゃダメだよと叱ったりしたけど、もう本人が(真剣に勉強しなきゃダメだと)気づかない限り直らないことですから、こっちがどんなに何と言っても、意味がないことです。早く気づいてくださいと祈るのみです。」
長年の指導歴や、優しい人柄がにじみ出るお言葉です。


以上の内容、いかがでしたか。
疑問だった点や、聞きたい点があれば、お電話ですぐに対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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