化学が苦手でも9ヶ月で阪大医学部に合格!「鉄緑会ではボロボロだった化学を高3からでも阪大医合格レベルにできました!」
【 受講歴 】9ヶ月(25年6月-26年2月)
【 成績向上 】
【 合格実績 】大阪大学医学部医学科
目次
理科の偏差値が崩壊していた自分を変えた「口頭試問との出会い」
高校1, 2年生の頃は全く勉強をしておらず夜通しYouTubeばかり見ていました。とはいえ、学校の宿題があるので、英語や数学はやっていましたが、理科は全く手付かずでした。ですので、駿台や河合模試で、理科が入ってくると偏差値が下がっていました。
本当はみんなに遅れを取らないように少しでもやるべきで、当初は鉄緑会で理科の授業を受けていましたが、宿題もできず、本当にボロボロな状態でした。自分は一人でもなんとか最後は間に合うだろうと楽観的でしたが、親が心配してアテナイを探してくれました。口頭試問の指導ということだったので、おしゃべりで耳からの情報は入ってきやすい自分と相性がいいのではと母が考え、実際、体験授業を受けてみると、考えながら話すことが面白く、母の予想通り頭に入ってきやすかったので、続けることになりました。
問題を解いても解けるイメージが湧かなかった自分が口頭試問で変わりました。
元々典型問題をやり込むことがセオリーで、それだと面白くなくて苦行だなと思っていましたし、やっても解けるイメージがつきませんでした。そんなところで、教科書から指導してもらうと入試問題まで解けるイメージが持てたので、惹かれました。
入塾して授業を受けてみると、特に理論化学なのですが、わかっていると思っていたものが口頭試問を受けて見ると、わかっていないことがあらわになって本当に助かりました。また自身にとっては、覚えやすい知識を付け加えてくれたり、理解の助けとなる細かな背景知識を教えてくれたりしていろいろな面で助けられました。(例えば、炭化カルシウムを水に漬けるとアセチレンが発生するということに関して、元々なんでこんなことがわかったのかというと、それは、昔の人がカルシウムを鉄や銅などのように精錬しようとしたところ炭化カルシウムが生じ、何か使い道がないかと探ったらこの性質を発見した、などといった、)。
またオンラインであるのがよくて、通塾する時間も省けるので、生活を変えずに始めることができました。
暗記に頼っていた知識が理屈でつながり、説明できる理解へと変わりました。

化学基礎の酸化・還元と酸・塩基では、それぞれの単元に閉じた知識にはなっておらず、有機や無機で丸暗記していたものが、理論化学の知識を使って理屈で考えるので、暗記の助けになりましたし、間違えて覚えていたものにも気付けるようになりました。他にも口頭試問の助けを借りて、理解が深まる経験を幾つもしました。例えば、酸化還元や酸塩基は同じ滴定でも、別物として捉えていましたが、反応の終点を調べるための色の変化があると捉えた時に、指示薬が機能しない酸化還元反応では、特定の組み合わせで色の変化の生じる滴定にしているのだと、深く理解できるようになりました。
暗記と演習中心の学習から脱却し、現象を理解することで化学が見えるようになりました。
そもそもアテナイを受講する前から、典型問題ばかりやる勉強に疑問がありました。典型問題は確かに何周もやりこめばある程度問題の様相をつかめて化学の問題とはどういうものなのか理解できるのですが、それだと非効率で面白くないと感じていました。Tier.1を終えると、見える世界が変わっていました。
Tier. 1を通じて理解を深めることで化学の実験の目的やそれを達成するための手段や工夫がなるほどと理解できるようになってきました。これまで鉄緑会では、宿題の量が半端なく、問題を解くだけに労力がかかり、板書を写すのもかなりの時間を費やすので、考える時間をあまり取ることができませんでした。気がつくと、あまり考えずに記憶のストックから解法を引き出すことが唯一の解法でしたが、Tier.1をやると、実験や現象を1つずつ、ありありとイメージできて納得のいくまで考える癖がつきました。

数学の問題のように、ある種、抽象的な考えだけで留まらずに、現象などを深く考えることで、具体的な手触り感がでてきました。これは問題演習だけでも到達できる境地だとは思うのですが、到達するまでにかかる時間はその人その人のセンスに大きく左右されるもののように感じます。例えば、新演習などを順番に解いても、ある程度のセンスがないと明確な脈略を感じられないので、知識の整理が進まないのですが、Tier.1の指導ですと、都度、実験の目的や意図など深く聞かれるので、化学特有の考え方について飲み込みの遅い自分でも最短で慣れることが出来ました。
初見の阪大模試でも対応できたのは、基本から考える力が身についていたから
河合の阪大模試では、全く初見のテーマで高校化学では習わない実験テーマの問題が出題されたのですが、平衡など部分的に知っていることを元に、類推しながら、考えていくと、答えまで出せた時には、実力がついたことを実感しました。
網羅的な問題集で、初見の問題に対応できるようにするという考え方がありますが、私はこれには半信半疑でした。網羅的な問題を拠り所にする考えではキリがなく、自分で考えて解くことが一番なのではないかと感じていました。友人からは新演習でパターンを網羅すると、「脳死で解ける」と聞いていたのですが、大量に演習する時間は高3の時点であまり残されていませんでした。それでも、Tier.1で基本を抑えて考えて解くことで、学習量が少なく済みました。基本だけを抑えればいいので、覚えることはそれほど多くないので、落ち着いて考えることができるようになりました。これがパターン暗記だと、扱わなければいけないことが増えるので、考えるのが難しくなると思うのです。

問題集を回しても伸びない方にこそ、理解でつなぐTier.1の学習がおすすめ
典型問題を何周を回しても、入試や模試が解けない方におすすめです。受講を振り返っても、自力でTier.1で身につけたことは典型問題のやり込みだけでは見いだせなかったと思います。自分自身は問題集を何周もやり込んだわけではないのですが、そもそもそのやり方では見通しが立ちにくかったため挫折してしまったやり方なので、たとえ根性を出して典型問題をやっていたとしても深い理解は得にくかったように感じます。
反対に、典型問題を回した方であれば、これまでの知識の蓄積があるのであとはそれらの知識を繋ぎ合わせるだけなので、早めにTier. 1を習得してすぐに問題演習に入ることができると思います。Tier. 1を終えた後なら典型問題の有効性は高まるようにも感じました。Tier.1の指導を受けることで、これまで断片的だった知識をセンスではなく確かな道筋によって繋ぎ合わせることができるのです。

Tier.1を終えると入試問題演習がかなり楽になる(それでも入試問題の形式自体に慣れるのに時間はかかる)ので、高3から始めた自分と違ってもしさらに演習できる時間があれば、余裕をもって典型問題の理解や入試問題演習を進められると思いました。それなら最終的に化学が強力な武器になっていると思います。