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2023年2月7日

【偏差値53⇒60】中央大学経済学部に逆転合格!「構文理解や構造把握の力がついて合格しました」

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国語担当の田邉です。アシリに入塾して1年間で中央大学経済学部に逆転合格した細川さんが、校舎まで来て、当時の経験を語ってくれました。

細川さんは1浪して「MARCHより2レベル下」の大学に全滅し、2浪目が始まる時にアシリの門をたたきました。細川さんは現在、大学4年生ですが、今でこその「受験期を振り返ってわき上がる思い」を語ってくれましたので、ぜひ最後までご閲読ください。

逆転合格の裏にはどのような秘密があったのか、必見です。

現在 中央大学経済学部4年生  細川さん(男性)

【ASIR 受講歴 】既卒1年間(国語と英語を受講)

【   成績向上    】1年で偏差値7UP(偏差値53 → 偏差値60)

【   合格実績    】中央大学経済学部に合格

「主体的に思考し能動的に取り組む姿勢」で成績アップ

高校を卒業してからの1年間は集団塾に通っていたのですが、先生1人に対して生徒30人ほどでしたので、なかなか質問できませんでした。2浪が決まってからアシリ吉祥寺に通い始めたのですが、1対1なので先生方と直接会話する時間が増えました。

アシリに入ってから、成績は伸びました。勉強方法について、毎度細かく具体的に聞けたので、実力が付いて模試の成績も伸びました。

私は、一般論で言いますと「楽なほうに、好きなほうに流れる」というタイプでしたので、田邉先生は、意図的にペースを作って私を巻き込む、という形でやってくださいました。

また、「自分でよく考えましょう」と言われたことに加えて、「指示されたことだけではなく、自分で主体的に考えて受験勉強を進めましょう」と言われたことも覚えています。そのようにして能動的に思考する姿勢が身につき、アシリに入ってから、模試の成績や偏差値も伸びていきました。

講師からの助言を活かし、フィーリングを排して正確に全訳を作りました

アシリ入塾前はノートも雑に取っていたのですが、指示されたとおり、工夫してきれいにノートを取るようにしました。また、課題文に線を引きながら読むようにしました。

また、指示語や接続語をマークして、「ロジックマーカー」などの注意点を意識しながら読むことは、田邉先生の授業の最初の頃、かなり徹底して言ってもらいました。

古文だと、一文まるまる大雑把に訳してしまうことが多かったのですが、古語を一語一語、正確に訳文に反映させ、正確な現代語訳を作れるようになりました。それが、ひいては古文の読解力と記述問題にも役に立ちました。

当時、私はやはりフィーリングで訳してしまうことが多く、古語、文法といった個々の情報の把握が曖昧(あいまい)でした。そのため、まずは、田邉先生と、「傍線部だけでも正確に理解し、正確に現代語訳すること」を目指しました。

結局、傍線部だけを訳すと言っても、簡単な事ではありませんから、短い古文の文章をキッチリ正確に全訳する訓練を積み重ねました。時に厳しい作業でしたが、全訳のトレーニングを積むことで、実際に入試問題に接した時に傍線部だけでも正確につかめるようになりました。

粘り強く堅固な土台を作ることで、記述も整っていきました

国語の記述は、60字以上の大型記述が苦手でした。田邉先生からは、「時間を掛けてでも良いから、一文一文をきっちり書くよう」指導されたのを覚えています。私は60文字の記述だと日本語の内容がごちゃごちゃになってしまっていたので、時間を掛けて内容を整えるよう言われました。

田邉先生の授業では、はじめは、国語の記述は「ゆっくりでいいから丁寧に仕上げる」ということを目標に据えてやっていきました。「記述というのは、現代文にせよ古文にせよ、〈内容が曖昧な人は、フィーリングで書き上げていて、本文に即していない〉ということを長年の経験で心得ている」と、よく田邉先生に言われたのを覚えています。

そう意味で、現代文では、「指示語、接続詞、構文、論の流れ、内容の流れといった類」ですね、古文では「先ほど述べたような古語や文法といった情報」をベースに構成するようにと、秋口までは念押しされました。

秋までは「量より質」を重視し、基礎力を盤石にしました

演習量も必要だとは思うのですが、それもケースバイケースとなります。やはり「古語、古典文法、内容の流れの把握、筆者の主張の理解、論旨の一貫した記述」といった「質」が揃っている場合でしたら、「では演習量を」ということになりますが、田邉先生は、個々の技能の「質」を高めていく事に力点を置きましたので、演習の「量」は副次的になりました。

この点は、最後の最後まで「演習量を増やしたい」と先生にも葛藤があり、ずっと解消しない悩みが続く中、私にとって最善になるよう、工夫を凝らして下さいました。

1回の授業で、短めの文章を何度も全訳して磨きをかけたり、記述も数回書き直していくというのが、僕にとっては良かったです。今になって思えば、私の性質に合わせて、粘り強く「質」を高めていって下さったのだと思います。たしかに途中で将来に不安を感じることもありましたが、少なくとも国語に関しては、あえてたくさんの問題に手を出さないことで、「質」を高めていく事も重要だと考えています。

「対立構造の把握」など内容理解の技術も一つ一つ醸成

漢字や故事成語を大事にしたというのが一方にありながら、欧米と日本の思想の違いといった現代文を読む上での知識を折々に挟みつつ、「進度」にこだわるというよりは、「一つ一つのプロセスが膨らんでもいいから、じっくり実力を醸成していこう」というスタイルで授業が進みました。

現代文で言うと、論旨における対立構造を見抜くために、個々の用語レベルの対比から手ほどきして頂きました。欧米と日本の思想の違いであれば、欧米思想における「自然の克服、超克」と、日本における「自然との調和、共存」なども指摘して下さったうえで、対立構造を図に書いて示してくださいました。

アシリの分かりやすい授業は大学に入ってからも役立っています

当時の私は、将来的な進路とか、やりたい事、進学する学部も含めて、揺れていました。そういう意味では、「思うように頑張れないな」と思うこともありました。

自分の希望する大学と受験する大学、自分のやりたい事と進学希望学部にズレがあり、気が進まないこともありましたが、アシリの先生方は授業ではいつも分かりやすく教えて下さったので、ありがたかったです。私は受験を終えてから4年弱経つのですが、あの頃教わった現代文の技術、たとえば「対立構造の把握」などは、大学教授の本を読みながら思い出すことがあります。

基礎を固めることで1年間で偏差値53⇒60に

古文は読解力だけでなく、時代背景や知識も田邉先生から習い、受験の役に立ちました。英語は、国語と違って、とにかく量をこなされました。

英語は、構文など暗記要素が非常に多いので、量をこなすことでその点を克服し、成績が上がったのかなと思います。たとえば英文法でしたら、これと決めた参考書を何回もやることで力が付きました。いたずらに多様な教材に手を出さず、一つ一つ着実に固めていけました。

国語と英語に共通する点で、国語の記述や論述、英語の和訳などで、模試の際に日本語がごちゃごちゃになってしまうことが多かったです。根本的な言語力に問題があったのですが、1年間で基礎を固めることができました。英文和訳などに、現代文の力が響いてきますからね。私の場合、国語力の基礎を固めることが、少なからず英語の点数アップにもつながりました。アシリに通った1年間で、偏差値は53から60になりました。

英単語や古語など、暗記すればその分、点数が上がる要素は勉強するのが楽しかったです。その一方、「先生がいて良かったな」と思うのは、国語の記述や論述、英文和訳や英作文などを、丁寧に添削してもらえたことです。

構文把握、構造理解、パラグラフライティングの力が養われました

文章を論理的に読んだり書いたりという事は、大学に入ってから、その先で求められていくので、そういう意味では、現代文において、いたずらに沢山解くのではなくて、論理構造を丁寧に組み立てて、短い文章を徹底的に繰り返し分析していったのは、私の場合は効果が大きかったです。

私の頃はセンター試験だったのですが、センターを含めて英語の受験勉強も、大学に入ってから役に立っています。大学に入ってから数ページの英文を読むことが多いのですが、構文把握、全体の構造の理解、英文和訳などにおいて、すごく役に立っています。大学の授業では、英語の授業も一般教養の授業も、A4で2~3枚のレポートを提出することが多いので、論旨の整った文章を書く力やパラグラフライティングなど、現代文を通して養った力が役に立っています。

田邉先生のコメント

私はもう40年くらいこの仕事をやっていますが、やはり昔は集団塾が多かったです。でもその一方で、個別というのは、一人一人の生活習慣や精神状態に合わせて教えていけるのが良い点だと思います。細川さんのケースでも、彼の性格、得手不得手や、進路についての希望に柔軟に合わせて指導を進めていく事が出来ました。

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