2021年8月10日

科学的根拠と、科学的な物の見方

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アシリスタッフのKomabouです。

本日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。

今は暑い盛りで過酷な季節ですが、8月も下旬に差しかかると、ヒグラシが鳴いたりして早くも秋の気配がしますよね。私は、夏の終わりに風が涼しくなって秋の気配を感じるのが好きです。また、真冬の終わりにロウバイが咲いたりして春の気配を感じるときも、好きです。これから訪れる過ごしやすい季節の予兆に胸を膨らませると、若い頃に戻ったような気がするのです。

さて皆さん、オリンピックは楽しみましたか?

私は、母が卓球が好きなので、テレビ観戦して盛り上がっていました。

高校生までの私は尖(とが)っていて、「スポーツよりも芸術だ」という主張を崩さなかったのですが、この歳になって、選手たちが真剣に闘っているのを見て勇気をもらえるようになりました。

それにしても、若い選手を見て、「いろいろな困難が立ちはだかる中、困難と闘いながら精神的に強くなっていったのだな」と感じましたよ。先史時代以降、人類が文明を作り上げてからは、「楽して大成できる道」や「楽して成功できる道」は無いのですよね。今回のオリンピックの選手たちを見て、つくづくそう感じました。

さて本日は、医学部・難関大を目指す皆さんには、「科学的な物の見方」を大事にして、普段の生活でも「科学的根拠」を追求してほしい、という話題です。

私が中学生の頃は、「うつぶせで寝る子は、親からの精神的自立・心理的離乳ができていない」と言われていて、「うつぶせ寝からの脱却」ということを担任団から言われました。

そして大人になってからもそのことが気になっていて、東大を出たお医者さんに、その科学的根拠について聞いたことがあります。すると、「たしかに、うつぶせ寝をする人は親からの心理的離乳ができていないと言われてきたが、科学的根拠は薄弱で明らかになっていない」ということでした。そのとき私は、お医者さんに確認できて、はじめて腑に落ちました。

このように皆さんには、日常で気になったことは、どんなことでも科学的根拠を追求してほしいと思います。そこから、新たな科学的視野が開けていくと思います

また、受検勉強を通して得られる科学的思考や、科学的な物の見方を大切にし続けてほしいと思います。

たとえば、江戸時代の昔から日本人は多くの迷信を信じてきました。たとえば、「夜中に爪を切ると、親の死に目に会えない」などです。これらは、日本人の心性(メンタリティー)を明らかにするうえで文化史の研究においては意味があることなのですが、科学的な物の見方からは遠くかけ離れています。

信じてもらえなくても地動説を貫いたガリレオ・ガリレイのように、科学的な物の見方を貫いていくことで、到達できる地点があり、得られるものがあります。私は、その時初めて、フロイト、ユング、エーリッヒ・フロムといった学者たちの文化史的な意義も明らかになると思っていますし、翻(ひるがえ)って江戸時代に人々が信じていた妖怪などの迷信の意義や多彩さにも気づくのではないかと思います。ある一方を貫き、追求していくことで、その反対側にあるもう一方にも開眼できる、という理屈ですね。

そのような科学的思考や科学的な物の見方を養うのに、受験の理系科目は打ってつけです。そのため、理科があまり好きでないという人も、受験の枠を超えて大学での勉強の下地になるのはもちろん、自らの人生やライフワークを豊かにするのに科学的思考は役に立つと思って、がんばってくださいね。

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