2022年1月5日

国によって違う受験制度や勉強スタイル

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アシリのKomabouです。本日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。2022年、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞ宜しくお願い致します。今年は、寅年ですね。新年が、皆様にとって幸福で実りに満ちたものであるよう、心よりお祈り申し上げます。

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新年早々、恐縮ですが、私が留学時に滞在したことがあるベルリンの話です。他のヨーロッパの大都市や田園地方と違って、ベルリンには大きい公園がないのですよね。ニューヨークに公園と学校が不足しているのと、ちょっと似ているでしょうか。でも、ベルリンは、道路が広いので、朝6時~9時の間には、歩道を懸命にランニングしている10代や20代の女性をよく見かけました。やはり、女性の社会進出が進んでいる社会では、女性もその分努力しているという事なのでしょうか。もちろん、生物学的には男性より女性の方が優れていますが、実際に社会で活躍するためには筋力や体力が必要ですからね。日本や韓国も、もっと女性の社会進出が進んで、女医さんの数も増えてほしいものです。

さて、日本は、高度経済成長期に「一億総中流社会」と呼ばれ、まだ全員が平等であるという感覚が残っています。「職業に貴賎なし」という諺(ことわざ)もあり、「どの職に就いている人も驕(おご)ってはならず、謙遜しなくてはならないのであり、どんな仕事でも立派である」という観念もあります。それに対しドイツやアメリカなどでは、はっきりと「社会的地位」の違いというものがあります。エリート層と大衆層というものが、はっきりと分かれており、それに関して大学と職業が大きな役割を果たしています。日本では、大金持ちに限って学歴は良くなかったりしますが、それはドイツではあまり見られないことです。

そして、ドイツには中学受験も高校受験もなく、したがって「予備校や塾」もないので、学者は必ず大学に所属しています(フランスやアメリカでは、学者が高校の先生をしていたりしますが、ドイツでは学者は大学に所属しています)。ところで、中学受験も高校受験もないなら、ドイツの若者はいつ勉強するのかというと、基本的には大学に入ってから猛勉強する形になります。ただし、ドイツやフランスには「高校卒業試験」という難関があり、それまで大がかりな試験を経験したことのない若者にとってはプレッシャーになっています。その一方、ドイツやフランスは大学入学試験は、アメリカや日本と比べて難しくありません。そして、ドイツの大学はアメリカやイギリスに次ぐ水準で、システムとしては英米の大学によく似ています。つまり、ドイツの大学は、アメリカやイギリスの大学ほど優れてはいないけれど、それらに次ぐレベルであり、また、「入学自体は難しくないけれど、大学を卒業するのは難しく、猛勉強しなければならない」という制度も英米の大学と同じなのですね。

さらに、学者の世界についてですが、ドイツでは、大学に籍を得ること自体は、難しくないんですよ。大学に籍を置いてから、どれだけの研究成果を上げられるかで、どこまで出世できるかが決まる、実力社会です。だから、ドイツの学者界においては、スタートラインはみんな、等しいのですね。ある意味、平等です。博士号をとってから助教授になるまでの道が厳しく、さらに体調不良で助教授を辞めたら大学に戻れないアメリカとは、ドイツの大学は少し違います。また、博士号をとったら大学から離籍しなくてはならなくて、その後どこかの大学で非常勤講師や助教になるのが厳しい道である日本とは違い、ドイツの大学では、博士号取得後も大学に籍を置きながら研究活動を進めていくことは難しくない制度になっています。

昨今は、(医学部を含め)理系で大学院に進学する人が増えているので、知っていて損はない知識と言えるでしょう。ただ、私見になりますが、日本の大学院の秩序は崩壊してきています。大学院にいる間にどれだけ人とのつながりを大事にして人脈を作っても、やがて皆バラバラになり、大学院を出た人の将来が保障されていません。それに、大学院を出た人が年収の高い職に就いているかというと、そのような傾向はみられず、むしろ「高学歴ワーキングプア」などと言って学歴の高い人のほうが年収が低かったりするのが日本社会の特徴です。先ほど、「ドイツにおいては、エリート層と大衆層がはっきり分かれており、大学と職業がそれらを決めている」と述べましたが、大学と大学院がきちんと機能し社会的役割を果たしているのは、やはりヨーロッパだけの事情と言えそうです。ただし日本でも、医学部だけは、卒業したら確実に医師になれるため、大学での学業や経歴が将来の職業に直結しています。

長くなりましたが、上記のような事情があり、将来的な安定を望む人が医師を志望するのは当然の事と言えます。医学部の倍率が最も高かった時期と比べると、情報系や理工系や公務員の人気が増してきました。でも、医学部の倍率は少し下がってきたとはいえ、偏差値は下がっていないのが実情です。それでも、将来的な安定、将来性や社会的地位、年収、職業的な有望性、明るい人生を考慮すれば、若い人が一念発起して医学部に挑む価値は十二分にあると言えます。医学部を目指す皆さんを、アシリ吉祥寺は全力で応援していますよ。

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