受験戦術①~医学部・難関大に受かるタイプ

ASIRスタッフのKomabouです。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
近所の団地に散歩に行くことがあるんですが、ツバキがまだ綺麗に咲いているほか、ユキヤナギ、ボケ、ミツマタ、ミモザ、コブシ、モクレンなど春の花がたくさん咲いています。
桜が満開になるまで、本当にあと少しですね。「春爛漫(はるらんまん)」と呼べる時期の到来が、心から待ち遠しいです。
そして、一人でも多くの受験生が、今年の春、栄冠をつかんで合格しますように。
さて、話が変わりますが、長年、医学部・難関大受験生を見てきたので、何年浪人しても受からないパターンが見えてきました。
過去のデータと確かなエビデンスをもとに、この「医学部・難関大受験の闇」を分析してみます。
そのあとで、後半では「医学部・難関大に受かるタイプ」についてご紹介します。
何年浪人しても受からないパターンは、次の3つに分類されます。
まず1つ目は、「論理的思考能力が不足し、論理的に考える思考習慣がない」というパターンです。
「なぜその式を書いたのか、なぜその結論に至ったのか」を理由や根拠をもって考えることができず、「このやり方で解いたことがあるから」「そんな気がしたから」と、曖昧(あいまい)な記憶だけを頼りに解こうとする傾向が強いパターンです。
以前解いたことのある問題との差異に着目できず、問われている事とは異なる解法を、ただ記憶を頼りに再現してしまうのです。
またこのタイプの人は、知識どうしの繋(つな)がりを考えて広がりを持たせることができません。
そのため、過去に解いた問題と少しでも違う出題だと、太刀打ちできなくなってしまいます。
そして2つ目は、「学習のバランスが悪い」というパターンです。
「必要以上に(自分の実力以上に)難しい問題をやってしまう」「特定の教科だけを重点的にやりすぎてしまう」など、学習バランスが悪く、合格点に届かないような配分になっていることに気づかないパターンです。
アシリの入塾面談の際にも、体験授業の様子、模試の成績、志望大学、これまで使ってきた参考書などを総合的に見させてもらったときに、明らかになることが多くあるパターンです。
3つ目は、「頭はよいが、相応の学習量を確保できない」というパターンです。
テキスト批判や講師との議論は熱心にするのですが、言われた宿題をやらずに言い訳が多く、学習の絶対量が確保できていないパターンです。
有名進学校の生徒さんに見られることがあるパターンで、地頭だけで医学部・難関大に合格できるのは昨今では極めて稀であります。
では、「医学部・難関大に受かるタイプ」とは、どんな人なのでしょうか。
医学部・難関大に受かるパターンとしては、一言でいうと、規律的な学習習慣のあるタイプに合格する子が多いです。
最近はそういう子は減ってきていると言われていますが、「毎日一定の学習時間を確保する生活習慣が整っている」ことに加え、「どんなに大変でも、言われた宿題を必ず丁寧にやってきて」、「毎日決まった時間に遅れずに塾に来る」という規律ある生活習慣を持っているタイプです。
個別指導では、一人ひとりに合った指導法、丁寧なヒアリングやカウンセリング、定期的な面談を通して学習習慣・生活習慣を変えることができ、学習の質を改善することができるので、必然的に良質な学習時間を生徒さんが確保できるようになっていきます。
そのため、 医学部・難関大の合格者が多いのも、当然と言えます。
以上の内容、いかがでしたか。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。