医学部受験の面接への準備と対策①

ASIRスタッフのKomabou(コマボウ)です。
最近、暖かい日もあれば、寒い日もありますよね。三寒四温とは言いますが、暖かい日と寒い日の気温の差が大きいようです。
また、1日の中での最高気温と最低気温の差(日較差)も大きく、日較差の大きさに関しては欧州諸国を凌ぐようです。体が参ってしまう条件が多いといえるので、体調管理には気をつけましょう。
前回のブログでは、医学部受験の面接で質問されることを紹介しましたが、いかがでしたか。
当たり前のことから、ちょっと意外なことまで、いろいろあったと思います。
さて、前回はたくさんの項目を挙げましたが、必ずと言ってよいほど間違いなく質問されるのは、「本学志望理由」と「医師志望理由(医学部志望理由)」とだと言えます。
「医師志望理由」については、論理的な側面や、実際に経験したことを下敷きにした理由など、2つか3つの柱を立てて、あらかじめ組み立てておくことが理想的といえます。
その際、最新の医療現場の状況や事情を組み入れるつつ、自分オリジナルのものに出来ると、説得力が上がると言えます。
本日は、「本学志望理由」について、詳しくアドバイスしていきたいと思います。
・願書に志望理由が書いてある場合は、それを中心に話しましょう。本学志望理由は2つか3つにし、1つまたは4つ以上にするのは避けましょう。
・身内の方が、その大学の出身者である場合は、その方の勧めがあって志願したとしましょう。高校の先輩や、友人、知人の勧めがあって志願したとするのも可。
・合同説明会や相談会などで大学の職員の方と面談した場合には、面談で受験を勧められたことや、そのときに聞いた話(先生方が教育熱心、教育設備が充実している、など)を志望理由に活用しましょう。
・オープンキャンパスに参加している場合には、そのときの大学の対応、大学の雰囲気や環境などを志望理由に活用しましょう。オープンキャンパスがあったが行けなかった場合は、行けなかった理由を説明できるようにしておきましょう。
・旧設八医科大学の場合は、それを志望理由に加えてもよいでしょう。伝統があり、設備や研究体制も整っていて、色々な場所で活躍する先輩方から指導を受けやすいなどの理由が考えられます。
・大学の教育目標、教育理念、建学の精神などを志望理由に利用する場合には、その内容について徹底的に理解しておきましょう。あやふやな理解で面接を受けると、足元をすくわれます。
・「教育システムが自分に合っていて勉強しやすく、優れているため志望」とする場合は、特色をよく調べておきましょう。
・教育設備が充実し、整っているため志望とする手もあります。
・「大学や大学の先生方の教育に対する熱意を強く感じたため志望」とする場合は、どのような点で感じたのかを説明できるようにしておきましょう。
以上、ざっと挙げてみましたが、でっち上げではなく、自分が心から思っていることに理論が上乗せされると、人を納得させられる説得力が伴うのだと思います。
机の上の勉強からいったん離れて、広い視野で考えながら、「本学志望理由」を探してみましょう。
以上の内容、いかがでしたか。
疑問だった点や、聞きたい点があれば、お電話ですぐに対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。