医学部予備校の種類を解説

アシリスタッフのKomabouです。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
初夏のように、太陽が元気になってきました。
私は、子供の頃ニューヨークに住んでいて、ドイツに留学したので、日本のムシムシした気候は合わないのですが、さんさんと輝く元気な陽光は大好きです!
やっぱり元気や、精神的なエネルギーをもらえますからね。
それと、夕方になって涼しく心地よい風が吹いて、木々の葉っぱがザワザワとざわめく瞬間も大好きです。
受験生の皆さんも、夏に向けて、着々と力をつけていってほしいと思います。
もし不安なことや、焦りがあるのなら、不安なことを紙に書き出してみてください。それだけで頭が整理されますし、周りの人に相談しやすくなります。
さて本日は、問い合わせが多く、面談の際にもよく聞かれる「医学部予備校の種類」を解説したいと思います。
本稿では、医学部予備校を、「集団授業」「少人数授業」「個別授業」「トレーナー方式」の4つに分類してみました。
集団授業の予備校は、講義を行う講師を厳選されていて、大手のブランドがあるが、ついていきにくいのがデメリットです。
講師と生徒の距離が近くないため、分からない点がほったらかしで積み残されていくことが起こりうるほか、講師のプライドが高い場合もあり、時間の兼ね合いもあって質問に行きにくい、なんてことも起こります。
でも、集団授業は、周りと競争しながら、環境から刺激を受けて意識が高まってきて、モチベーションが上がるのがメリットです。
「もともと成績がよく、授業以外の勉強も自主的に計画を立てて進められる」タイプが向いていると言えます。
少人数授業は、集団授業と個別授業の間を取っているので、それぞれについてメリットを比較すると負けてしまいます。
多少、環境からの刺激を受けることができるし、多少、自分の理解度に合わせてくれる、と言えばわかりやすいでしょう。
利益率を上げたいけど、面倒見もよくしたいという経営側の思惑が表れています。
「成績をグンと伸ばしたいが、勉強のやり方に自信がない」というタイプに向いています。
次は、マンツーマンの個別授業です。個別授業の小規模校のメリットは、本人の能力に合わせた無駄のない勉強ができることです。
1:1で教えてもらうため、分からない点をその都度質問することができ、理解度が上がります。
また、講師の側では、「1週間の勉強で何をやってきて、どこまで進歩したのか」を把握したうえで、「前の単元ができていないから躓(つまづ)いている」などと分析し、総合的に判断して学習内容を管理することができます。
「自分の学力・理解度に合わせて教えてほしい。なかなか苦手分野が克服できない」というタイプに向いています。
一方、「1:3」の個別授業は合理的に見えますが、学生講師が担当することが多く、生徒が問題を解いているときに観察したことを元に質問を投げかけて、気が付いたことを学習プランニングに反映させていくということができません。
矢継ぎ早に問題への質問に答えているだけで、学習者の本質的に悪い部分を改善することができないのです。
4つ目のトレーナー方式は、自己管理ができない子に向いています。
放っておくと惰性で怠けてしまう子に、細かくアドバイスして、勉強の約束をして裏切らないようにして、トレーナーが「伴走」して、生徒の実行力を上げていきます。
そのため、「自己管理能力が足りず、自分の勉強のやり方を実行できない」というタイプに向いていると言えます。
逆に、大手予備校の集団授業についていける学力と自己管理能力がある子には、トレーナー方式は「いちいちうっとうしい」ということになります。
以上の内容、いかがでしたか。
疑問だった点や、聞きたい点があれば、お電話ですぐに対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。