アシリの個別授業の〈口頭試問〉

ASIRスタッフのKomabouです。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。
風呂で熱湯に浸かった時、冬のほうが気持ちがよかったので、これも春になって気温が上昇している証だなと思いました。
さて、アシリの個別指導では、対話を重視しながら授業し、また、プロ講師の持論と経験値を踏まえながら、「口頭試問」を続けていきます。
個別指導は、学習者にとって一番良いスタイルだと考えていまして、本日はこのアシリの個別指導の「口頭試問」について、お知らせしていきます。
個別指導では、生徒がどこまで理解できているかを確かめながら、話の内容や、次にどこを扱うかを決めていきます。
受け手の能力に切り込んでいくことが、個別指導でできることなのです。
集団授業は、発信者の情報に重きを置き、最大公約数的に問題を選んで、一方的に、一面的な解法を伝えるだけです。
解法を覚えるのみなので、集団授業を受けているだけでは、聞かれ方、見え方を変えられると、同じ問題でも解けなくなってしまうのです。
そうなると、単なる解法の丸暗記に徹しているだけで、場合に応じて条件の使い方を考える思考方法が固まっていかないし、式を立てた理由が自分でも答えられない、ということが頻繁に起こってきます。
また、論理的思考能力が鍛えられておらず、ひどい場合は問題文を読んでいないので、集団授業しか受けてこなかった子が「なぜ、その式を書いたの?」と問われると、頭の中が真っ白になってしまうということが起こります。
大事なのは、受け手が、どれだけ情報を受け止められるか、咀嚼(そしゃく)できるか、理解できるか、習得できるか、だと考えています。
受け手の理解に差があるので、集団授業では問題が発生しているわけです。
個別授業では、発信した情報を、どれだけ理解しているかを確認して、習得した内容をきちんと確認して、次の情報発信を決めています。
そのために行うのが、「口頭試問」です。
実際、論理的思考能力が飛躍的に伸び、半年で、理科の成績がめちゃくちゃ伸びますよ。
この「口頭試問」は、ソクラテスの問答法と同じで、論理的思考能力を高めていきます。
「問題文にこういう条件があったから、条件をこういう風に使うんだ」と根拠のある解法に辿(たど)り着いたとき、思考法の獲得につながります。
勉強が苦手な子ほど、その解法(解答)へ至った理由を考えない傾向があるので、思考習慣を変える必要があります。
そのために、個別指導の「口頭試問」が必要なのです。
そして、出来なかったところ、理解に至らなかったところも大事なので、つまづいたところを大切に扱ってアウトプットを引き出していくのも、個別指導の「口頭試問」の特長です。
「その根拠は? なぜ、この式を書いたの? なぜ、そう考えるの? まず、考え方の筋道を言ってみて。」と、講師と生徒との会話から、生徒の論理的思考を深め、解法(解答)へと至る道筋を突き詰めていきます。
昨今は、AO入試で口述試験が増えてきたので、その対策にもなるのです。
以上の内容、いかがでしたか。
疑問だった点や、聞きたい点があれば、お電話ですぐに対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。