アシリのプロ講師は、生徒が基礎ができていなくても、怒りません。弱点克服の糸口にします

アシリのKomabouです。本日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今年の秋は雨も結構多いですが、秋らしい涼しい気候になりましたね。今年の紅葉は、平年よりちょっと遅いそうです。今から、黄色や紅など色とりどりの紅葉が楽しみです。老いた母が温泉旅行に行きたいと申しておりますので、一泊くらいできたらなと思っています。そして、コロナ感染が、ある程度、落ち着いてきたようで何よりですね。
ところで先日、ある講師と雑談をしていまして、昨今は1000円のヘアカットが増えてきたので、お互いヘアカットは1000円で済ませているという話をしていました。「食料品を含め、最近の日本はこんなに物価が下がってきて経済は大丈夫なのかなあ」と話していたのですが、物価が下がっているのは日本だけではなく、ドイツやEUも同じようです。
コロナが広まる前にドイツに行ったときは、食料品や飲料がスーパーで非常に安く売られていました。1.5リットルのジュースやコーラが40円ほどでした。また、私はクラシックが好きなので、直輸入盤のCDを買うのですが、先日、「Made in Germany / Made in EU」のベートーベン作品全集のCDを購入したところ、CD80枚で6600円でした。CD一枚当たり、100円以下という計算になります。私が中学生~大学生の頃は、クラシックのCD1枚に2500円~2800円かけるのが当然だったので、この物価の下落の様態には驚きです。まあ、安く売って、お得感を出して沢山買わせる戦略のようなので、経済自体にヒビは入らないと思います。たとえば、CDにしても、製造するのに1枚当たり30円ほどしかコストは掛からないそうです。メーカーや小売業者も、本当にやっていけなくなるくらい安く売るという事はないでしょう。
さて、それでは本題に入ります。本日は、「アシリのプロ講師は、生徒が基礎ができていなくても決して怒らず、むしろそこから問題解決・弱点克服のための糸口を見つけ出します」という話題です。
具体的な例を出して説明したいと思います。たとえば、日本史で、「参勤交代が確立し、鎖国が完成したころの将軍の名を答えなさい」という問題があったとしましょう。そして、答えは3代将軍の家光なのですが、「家康と答えてしまったのだけど、なんで家光なのか、分からない」と漠然と質問してきた生徒がいます。(歴史の力がある程度ある生徒なら、「あ、家光なんだ」と気づいて、もしくは思い出して覚えるだけなのですが・・・。)このように基礎ができていないことが判明したり、生徒が幼稚な質問をしてきたりしても、アシリのプロ講師は怒りません。教育の方法論として、確かに「叱る」というのはありますが、アシリのプロ講師は、力強く応援して励ますことさえあれど、頭ごなしに叱ったり、むやみに怒ったりすることは決してありませんよ。
むしろ、さっきのケースでいえば、「この子は、歴史を時系列順に整理して覚えるのが苦手なのだな」「江戸幕府が成立して暫(しばら)く経ってから参勤交代と鎖国が確立したことが時間軸的に把握できていないから、歴史的な(時間の)幅を捉えるのが苦手なのだな」と判断し、そこから問題解決や弱点克服に繋(つな)げていきます。長期的な指導方針を立て、根本的に歴史で点数を稼げるようになるにはどう指導していけばよいか、普遍的な点を正していくこともあります。たとえば、先ほどの生徒なら、政治の実権を握っていた人物と、その時代の貿易・政治・社会・文化・経済・宗教を結び付けて覚えるよう指導することで、歴史で圧倒的に点が上がることが見込まれます。そして、生徒が慣れて自分でできるようになるまでは、一つ一つ丁寧に、一緒に確認していきます。生徒が自分で勉強を進められるようになるまでは、手取り足取り教えていくのも、アシリのプロ講師のホスピタリティの一つです。
さらに、元をただせば、生徒が基礎的な問題を解けないのは、講師自身に責任があるわけですから、アシリのプロ講師はその点をはき違えず、ポイントやコツを分かりやすく整理して説明し、今後似たような類題を解いたときに確実に得点できるよう、指導してまいります。
でも、たとえば高校3年生など、小テストの結果、基本的な毎週の暗記課題をやって来なかったことが分かった場合などは、「文系(理系)なんだから、もうちょっと頑張ろうね」など励ます形で自宅学習の時間を増やしていきます。生徒に甘すぎて学力が上がらないという事もないので、その点はご安心ください。