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2021年12月24日

いじめのない国って? 「自分の就きたい職」や職業的成功は限定的な特権か?

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アシリのKomabouです。本日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。

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本日は、西洋キリスト教国では神聖なクリスマスイヴですね。ところで、2022年は寅年で、令和4年となりますが、平成で換算すると平成34年、昭和で換算すると昭和97年になります。このように平成や昭和で換算してみると、時代や時の流れの重みも感じられますし、平成時代や昭和時代に流行ったファッション、歌、文化、人気を集めたドラマや小説も一緒に思い出します。年末年始くらいは、多くの人と喜びや感動を分かち合えるサブカルチャーや若者文化を味わってみるのもいいと思いますね。

さて、先日の新聞によりますと、令和5年度に「こども家庭庁」という新組織が発足し、子育ての基盤となる家庭を支援するほか、いじめ対策の権限が文部科学省から移管されるそうです。

私が留学したドイツには、いわゆる「いじめ」はありません。でも、意見の食い違いや、主張の衝突、個人との個人のぶつかり合いは、日常茶飯事です。日本におけるような、「陰湿でネチネチした、集団で弱者を寄ってたかって搾取するようないじめ」がないだけで、「何があっても折れない自我」を強く持たなければならないなど、生きていく上でのそれなりの大変さはあります。

ドイツ留学中、どういう人生を、どのように生きていけばよいのか、哲学的な問いへの答えが見つかりました。でも、今まで色々な国に住んできましたが、なにもドイツやアメリカが絶対的に優れているというわけではありません。人間である以上、どの民族も一長一短だと思います。きっと、人種間に優劣はないのでしょう。

いじめのないドイツですが、それでは何もかもが素晴らしいかというと、決してそんなことはなくて、日本人と変わらない悩みや、ドロドロとした人間関係も存在します。最も大きい点は、「自分の就きたい職」につけず、日々悩んで過ごす人が多いという事です。

私が実際に多くのドイツ人と接してみて感じたことは、「キリスト教の考え方や教義に縛られすぎている傾向がある」という欠点と、「積極的で明るく、議論好きで社交好きである反面、毎日の仕事をストレスやプレッシャーに感じている人が多く、仕事でいつも顔を合わせなくてはならない上司との人間関係を嫌がっている人も案外多い」という事実でした。

後者の、仕事をストレスと感じている人が案外多いという事実は、北欧諸国についても当てはまることです。ドイツと北欧と言えば環境先進国ですし、北欧は「スローライフ」や「くつろいだライフスタイル」「大自然の中の悠然とした暮らし」などが魅力であると雑誌やテレビで良く紹介されていますが、日々の仕事に関する悩みは日本人と同じなのですね。

医学部に進んで医師になる人や、先祖の代からアルプスに住んでいて伸び伸びと放牧や農業に従事している人などを除けば、やはり「自分の就きたい職」に就ける人は、ごく一握りなのです。音楽家であれ、デザイナーであれ、研究者であれ、一流企業であれ、昔から限られた人だけの職なのですね。ドイツには音大の数が多く、音楽など芸術を専攻して大学を卒業する人の数は多いのですが、でも「自分が学んだ芸術」で生活していける人は、ほんのわずかなんですよ。日本と、全く同じ事情です。

また、ドイツには多くの留学生がやってきますが、やはり職業的成功を収めることができるのは、一握りの人だけです。そう考えると、高校生の時に受験勉強を頑張って、医学部に入学する道は、限定的な特権である「職業的成功」を手にする最も確実な近道なのでしょう。職業的成功を収める人と、職業的に成功しない人がいるという事情に伴って、深刻な経済格差もEU各国に存在しています。音楽が好きな人が「自分の好きな音楽」でリッチになるというのはどの国でも夢物語です。キリスト教が浸透している国では、キリスト教があればこそ平等思想や博愛思想があり、助け合いの精神があって、豊かな人が貧しい人に手を差し伸べる社会が存続していますが、それも「キリスト教が人間愛を説いている」という前提が社会にあるからであり、キリスト教が無ければ、EUや北欧も、アメリカ・日本・中国と何ら変わりません。ですから、将来の職業的成功に不安がある人が医師を目指すのは、どの国でも理にかなった尤(もっと)もな事です。

さて、それでは、合格答案作成力を強化するための、直前期の志望校対策をお伝えしますね。入試直前期には、受験校の中からさらに3~4校の「重点校」を絞り込み、合格答案を完成させる力を戦略的に見つけましょう! 具体的には、「出題傾向や出題形式の把握」「時間配分の再確認」「大問に取りかかる順序の決定」「問題の取捨選択法」を固めていくことです。

上記の点を確かにしていくためには、王道ですがやはり過去問を使うのがベストです。すでに過去問が解き終わっていても、上記の点を固めていくための叩き台として充分に意識しながら過去問を使い、トレーニングしていきましょう。合格答案のための戦略を、メモに書き出して箇条書きにするのも良いです。

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